絹を水で洗うとツヤがなくなりませんか?

 絹は、繊維の女王の名にふさわしく、美しい光沢としなやかな肌触りで古代から人々を魅了してきました。絹の組成は「セシリン(硬タンパク質)」と「フィブロイン(繊維素)」で、全体の95%を占めています。セシリンは、お湯やアルカリで柔らかく膨らみ溶けます。セシリンを取り除くと、滑らかで美しい光沢のあるフィブロインが現れます。このフィブロインが絹の本体です。フィブロインは、お湯や洗剤には溶けません。
 絹は、天然繊維の中で最も細い繊維です。この細さが繊細なしなやかさになり、エレガントなドレープ性を持たせます。生糸に細かいうねりがあるので、豊かで、深みのある表情が出るとともに、軽く、暖かさが備わります。コシのある織物にもできるのは、天然繊維の中では麻に次いで弾性があるからです。
 染色性にも優れていて、カラーバリエーションが楽しめます。
 ◆絹のウィークポイント
  ①撥水性がなく汚れやすい。
  ②日光でもろくなりやすい。
  ③虫に弱い
 確かに、水洗いをするとツヤが無くなりますが、「風合回復仕上げ」をすれば、回復はできます。

このブログ記事について

このページは、洗濯マスターが2010年7月 6日 13:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ブラウスの腋の汗ジミは取れますか?」です。

次のブログ記事は「毛皮も洗えますか?」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

count